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ベンゲルを次期代表監督に!!:サッカー日本代表次期監督(3) [サッカー]

(前回から続く)

また、守備におけるオートマティズムの欠如も見逃せない。

昨日書いたように、香川がまっすぐムニエを追っていたり、長友と長谷部が山口と連携してデブルイネのプレスにいっていれば、あのカウンターは阻止できていた公算が高い。
しかしながら、あれだけの高速カウンターを受けている中で、そのときに考えていては対応できない。カウンター対策へのオートマティズムを監督があらかじめ落とし込んでいなければ無理だ。ここもJリーグが遅れている部分である。

もちろん、Jリーグにもみるべきところがある。

南アフリカ大会で日本がつかった4-1-4-1フォーメーションは、ヨーロッパのクラブチームでも使われていた最新のフォーメーションであり、大会後Jリーグにも入ってきた。しかしながら、Jリーグでは比較的早い段階で対応策が確立し、それほど広がることはなかった。

Jリーグでは、アンカーにマンマークをつけることで、4-1-4-1フォーメーションでのボール回しを停滞させる方法論が確立されたからである。

これが活用されたのがセネガル戦であった。4-1-4-1フォーメーションをとるセネガルのアンカーに対し、香川と柴崎がしっかりマークすることで日本側は優位に立てたのである。

あるいは、ベルギーの3-4-2-1フォーメーション。
これはサンフレッチェ広島やペトロヴィッチ時代の浦和レッズのフォーメーションである。

サンフレッチェ広島を率いていたのは森保一。現五輪代表監督にして日本代表コーチである。自ら使っていたフォーメーションであった経験が対策を考える上で有効だったことはまちがいない。

ベルギーが試合をコントロールできるようになったのは、4バックにフォーメーション変更してからのことであった。

しかし、5レーン理論など、サッカー理論は日々進歩している。
その最前線にあるのが、ヨーロッパのクラブチームである。
それを考えると、次期監督は昨シーズンまでヨーロッパで指揮を執っていた人物が望ましい。

日本サッカーに一定の知識があり、
昨シーズンまでヨーロッパで指揮を執っていたが、今は契約が切れている。
そして母国の代表チームは若い監督が成果を上げていて、自分にオファーが来る可能性は低い。
そんな人物はいるだろうか?


いる。


アーセン・ベンゲルだ。


日本代表次期監督、ファーストチョイスはベンゲルであるべきだ。クリンスマンではない。
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